田舎暮らし三年目





富良野のキャンプ場が一つ、また一つと閉鎖されてきました。

環境の問題、維持コストの問題、様々な理由で消えていってます。

でも、分かるな〜

キャンプ場をやっていて本当に切実に感じるところです。

当然、お客様相手でもありますが、キャンプ場は自然相手でもございます。



私の三年目、

初めて自然の怖さを知ることとなった。

台風による被害がこの年、北海道の各地を襲ったのです。

ここ「星に手のとどく丘キャンプ場」も風の被害をまともに受けました。


風が強くなるとの予報もあったので、キャンプ場は閉鎖。

風対策を施し、台風の通過に備えました。


予想以上の激しい風速で、夜も眠れない恐怖がありました。

心配で気になるところがあったのですが、外にも出られず・・・・


その心配が的中しました。


キャンプ場のトイレが二棟とも崩壊したのです。

強風にあおられ、翌朝、予想通りにぶっ飛んで跡形もなくなっていた。

トイレのあった場所からは、噴水のように水が吹き上げていた。


オープンから一緒に頑張っていた愛着のあるトイレが・・・・


キャンプ場にトイレがない訳にはいかず、簡易トイレをすぐ調達。

60万円で二棟買った。


しかし、あくまでも簡易トイレ、清潔感はNGである。


止む無く立て直すことに決定。

これが現在にいたる炊事場兼水洗トイレ、

350万円の突然の支出となったのでした。


痛い、目標の年収以上の支出が・・・・



それ以来、私の中では、

この雄大な自然に、美しさ以上に怖さを持っている。


時に、自然は美しい星空を見せてくれる。

時に、眩しいほどの緑の深さを見せてくれる。

でも自然は、

時に、恐ろしいほど荒れ狂う表情をみせる。

何者以上に怖い姿を見せつけてくる時があります。


私たちは自然によって生かされているということを実感させられます。



でも、この年、キャンプ場には経験したことがない人数のキャンパーさんがやって来て下さいました。

何誌かのガイドブックに登場することとなったからです。

「こんなキャンプ場があったんですね〜」

「個人経営なんですね〜」

そんな会話を受付で楽しめました。



チビッコキャンパーさんが増えて来ました。

動物たちと遊べる小さな牧場・・・この物足りない小ささがいいのかもしれませんね。

子供達の楽しそうな笑顔にどれほど救われたことか・・・

キャンパーさん達の心遣いが何よりも励みで続けられていることか・・・


そして、この年、初めて、ギリギリカツカツの300万円の年収をクリアーすることが出来ました。

ただし、トイレの借金は別ですよ。

また一つ払っていかなくてはならないものが増えたことは事実です。

利息のない親ローンですけどね。

年間50万円の7年返済。

早く繰り上げ返済しなくては・・・・



私のライフスタイルには、つまらないこだわりが沢山あります。

あまりにものんびり過ぎて、人には言えない部分なのですが

でも、こんな生き方の提案とまではいきませんが、

ちょっといいのでは・・・と思っていることがあります。


もしご理解、共感頂けるものなら、考えてみるものいいと思います。

それはまた、いつか・・・



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